Apr 24, 21 · 風月抄「戦車の登場」 古今和歌集 は、905年成立の 「勅撰和歌集」 で、全十巻、約千五百首。 醍醐天皇の勅命によって 紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑 の4人の撰者が編纂した和歌集で、言葉の綾を重んじた理知的で繊細優美な歌風は、万葉集の・万葉集 4世紀~8世紀中ごろまでの、あらゆる階層の人々の歌を約4500首収める日本最古の歌集。奈良時代後期に大伴家持らによって編集された。 ・古今和歌集 平安時代の中ごろにつくられ、約1100首を収める、紀貫之らによる最初の勅撰和歌集。『万葉集』には、防人に出向く夫を見送る妻の惜別の情を歌った短歌がいくつか収められています。 そのうちの一首を紹介が次の歌です。 防人に行くは誰が背と問ふ人を 見るがともしさ物思ひもせず
ただ ひとつ 惜しみ て 置き し 白桃 の ゆ たけ き を 吾 は 食 ひ を はり けり 齋藤茂吉